広瀬すずが6月8日にインスタグラムを更新。15年6月に公開された映画「海街diary」のオーディション中に撮影した写真を公開している。
写真は現在よりもあどけなさが残る広瀬をワンショットで映し、モノクロ加工された1枚。本文には「4年半前のオーディション中の写真」とあるように、オーディションは13年末から14年の初めに撮られた写真のようだ。また、「わたしの最初の場所」とも書かれているように、当時の広瀬は芸能界デビューこそしていたものの、まだ女優としての道を歩み始めたばかり。ブレイク前の時期にあたる。
しかし、写真の広瀬は文句なしに可愛らしく、この時からすでにキラキラ輝くものが感じられる。そのためファンからも「やっぱりだけど、普通に可愛いな」「この時からオーラが出てるね」「これだけ可愛らしかったら、そりゃ売れるよね」といったコメントが多く見受けられている。
「同作で広瀬は、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆と4姉妹役を演じていますが、当然この4人の中ではまだ無名の存在でした。監督にとっても広瀬をキャスティングしたことは冒険だったことでしょう。それでも、監督を務めた是枝裕和氏はオーディションで広瀬を見た際『(広瀬)すずはもう、来た瞬間に『ああ、すずだな』って感じだった』と、末妹の浅野すず役にピッタリだと一目見た時に感じたようです」(エンタメ誌ライター)
オーディション後の14年5月には、結婚情報誌「ゼクシィ」の7代目CMガールに選ばれて、広く世間に知られるようになった広瀬。その後はトントン拍子に実績を上げ、同作公開前の15年1月にはドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ系)で、連ドラ初ヒロインに抜擢されている。さすがパルムドール監督、是枝氏の見る目は間違ってなかったようだ。
(本多ヒロシ)