お笑いタレントの千原せいじが6月14日、パワハラ騒動の渦中にいる至学館大学レスリング部の栄和人監督と並んで試合観戦をする姿が目撃され、話題を集めている。
オリンピック4連覇を達成した伊調馨選手への嫌がらせや暴言などが明らかとなり、同日に全日本選抜選手権が開催された都内の駒沢体育館にて謝罪会見を行った栄監督。「伊調選手と田南部(力)コーチに深くお詫びしたい」と謝罪し、「今後は常に他人へ敬意をもって接することを心がける」などと猛省すると、一旦体育館を離れ、どういうわけか千原せいじを引き連れて選手権会場へ帰還したのだ。
「お笑い芸人のせいじと猛省中の栄監督、そしてその隣にはなんと至学館大学の“ラスボス”として世間の批判を浴びた谷岡郁子学長が座っており、個性の強すぎる3人が横一列に並ぶ様子がフジテレビの報道カメラによって収められました。視聴者からは『なぜここに千原せいじ?笑』『めっちゃ笑ってるせいじの顔がなんとも言えない』『何者なんだコイツは。。』『共通点はツルツルという部分だけ』との反応が続出し、不思議な組み合わせを楽しんだようです」(テレビ誌ライター)
全日本選抜選手権を現場からリポートしたフジの木下康太郎アナも「色々と調べたが、栄監督とせいじさんの接点が分からない」と首をかしげるが、せいじの“ガサツさ”を知る者にとっては特段驚くことではないようだ。
「とにかく初対面の相手でも全く壁を作らない性分として知られるせいじには、多くの大手企業幹部や不動産会社の経営者、さらには実業家などの知り合いがおり、“新幹線で隣の席だった”という理由で1時間もすれば仲良くなるといいます。有名な話では、新大阪駅から乗った新幹線の中で見知らぬ一般女性と即座に親しくなり、親友のような絆を築き上げると、名古屋駅では1周回って大ゲンカに発展したという早すぎる人間関係の構築ぶりが知られています。周囲の芸人からは“ガサツ”と揶揄されることも多いですが、絶妙な距離感を図ることでその人脈がとてつもないスピードで広がっていくのでしょう。彼にしかできない芸当ですね」(前出・テレビ誌ライター)
栄監督もそんな千原せいじのマジックに魅了された多くの中の1人なのだろうか?
(木村慎吾)