いよいよ佳境を迎える金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系)。6月15日に放送された第10話を見た視聴者の間では、家庭内モラハラ夫・茄子田太郎を演じているユースケ・サンタマリアの人気が急上昇。ネットにも「茄子田格好良すぎ!」「茄子田見直した!」といった声が上がると共に、その演技力にも注目が集まっている。
「第10話では、ユースケ演じる太郎と息子に血の繋がりはなく、妻・綾子(木村多江)と綾子の実姉の夫との間にできた子供だったとの衝撃的事実が判明。それでも優しさを持って息子を育ててきたことが明らかになると、ツイッターでは『茄子田先生の深い愛が凄すぎて泣く』『ユースケの演技が凄すぎて号泣』『クールで、もさい男の役やらせたら日本一』といった声が上がっています」(テレビ誌記者)
中でも、綾子の姉夫婦がいる通夜会場に堂々と参列して「うちの自慢の一人息子です」と息子を紹介してみせるシーンや、「帰るぞ」と妻と息子に声をかけ、気まずい雰囲気から救い出す姿には、多くの視聴者が心を奪われた。
「平均視聴率も9.7%と初回の9.3%を上回って、自己最高を記録。初回で不貞、第2回で不貞バレ、第6話で離婚してしまいこの先どうなるのかと思っていましたが、まさかの展開にネットでは『この方(ユースケ)の出演作全部見たくなった!』という声まで上がっています」(前出・テレビ誌記者)
ユースケ・サンタマリアといえば、ドラマ「踊る大捜査線」(フジテレビ系)のスピンオフ企画・映画「交渉人 真下正義」で日本アカデミー賞・優秀主演男優賞、映画「あゝ、荒野」でブルーリボン賞助演男優賞を受賞している演技派。今回の作品も、「昼顔」(フジテレビ系)や「あなたのことはそれほど」(TBS系)と並ぶ“不貞ドラマ”の金字塔になりそうな雰囲気がプンプンする。
「第10話のラストでは、中谷美紀演じる真弓がユースケ演じる太郎のおデコに、まさかのキス。綾子(木村多江)と元夫・秀明(玉木宏)を前にして『この人は、あなたにはもったいない。私が幸せにします』と宣言する波乱含みの展開を見せています」(女性誌記者)
さて、衝撃の結末は!?
(窪田史朗)