そろそろ本格的に肌のことを考えたい季節。外出が多い人なら、なおのことケアは欠かせませんよね。そんなときに知っておきたいのが、「日焼け止めの塗り方」。ただ日焼け止めを塗っていればそれでOKなんて安心するのは早い! 実は、日焼け止めは塗り方と量がとっても大事なんです。
皮膚科医の吉木伸子さんの著書「本当に正しいアンチエイジング大辞典」(主婦の友社刊)によると、1回に使う日焼け止めの量は500円玉程度が適量だそうですが、その4分の1程度しか使われていないのが実態としてあるそうです。塗る量が少ないと、日焼け止めの効果は10分の1~20分の1まで下がってしまうとか。ポイントは、ケチらないことといえそうですね。
また、レジャーなどの際には、化粧水や美容液、クリームをつけた後で顔全体に日焼け止めを塗り、パウダーファンデーションやルースパウダーを塗るといいそうですよ。
他の注意点として、皮膚科医の池田大志さんの著書「10万円のクリームより効く『何もつけない』美肌ケア」(マキノ出版刊)には、SPFの数値よりも塗り直しの回数が重要だと書かれていました。ぜひこれらに注意して、夏の日焼け対策を万全にしたいものですね。