俳優の野村周平が6月29日、自身のツイッター上でサッカー日本代表の戦いぶりに対する苦言を呈した。
西野朗監督率いるサムライブルーは同日にロシアW杯グループステージ第3戦のポーランド戦に臨み、試合には0-1で敗れるも、イエローカードの枚数などをポイント化したフェアプレーポイントによって、なんとか決勝トーナメントへの進出を達成。
だが、その戦いぶりが野村の抱く理想像とはかけ離れていたのか、「えー。なにこの試合」「まぁ仕方ないのかー」などと試合後にツイートすると、「たしかに決勝に行くのは大事な事。でも最後のプレーに俺がかっこいいと思ったサッカーが無くて悔しかった」と語り、無念さを露わにしている。
「野村の言いたいことも分かります。日本はこの試合を引き分け以上で終えれば決勝トーナメント進出が決まりましたが、結果は敗北。しかし、同じグループのセネガルがコロンビアに敗れたことで勝ち点と得失点でセネガルと並び、フェアプレーポイントのおかげで冷や汗ものの突破を決めた。ゲーム終盤には下手に攻めて追加失点することを避け、自陣でのボールキープを徹底したことで、一部のファンからは“何をやってるんだ”といった批判が続出したのも事実です」(スポーツライター)
野村の投稿はすぐさま多くのファンによって拡散されると、「勝負って知ってる?」「選手達は僕達を楽しませる為にやってる訳じゃないんですよ」「頑張った方達に失礼だと思います」とのブーイングが集まり、最終的に野村は「日本を背負って戦ってくれた選手の皆様、スタッフの皆様には軽はずみな発言をして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」と謝罪。しかし、続けて「まだ叩きたい、炎上したいならどうぞ」との“捨てゼリフ”を付け加えてしまったため、「最後の文章余計すぎやろ、そういう所な?」「最後の一文、余分ですね」などと追加の炎上を招いてしまった。
もはや当初の日本代表への苦言を通り過ぎ、世間の怒りの矛先が謝罪文の方に向けられた格好だが、野村の一連の投稿もやや中途半端なエンディングを迎えてしまったようだ。
(木村慎吾)