情報誌「日経エンタテインメント!」が発表する2018年度版のタレントパワーランキング急上昇編で、ブルゾンちえみ、竹内涼真に続いて3位にランクインしたタレント&モデルの滝沢カレン。「四字熟語」の達人として、今やバラエティ番組で人気沸騰中。
「ウクライナ人の父、日本人の母との間に生まれた滝沢は、2008年に『ミスセブンティーン2008』でグランプリを獲得。2011年からは『JJ』の専属モデルとして活躍してきました。滝沢の人気はインスタグラムのフォロワー数を見ても一目瞭然。昨年の初めは9万人だったのが、今年4月では122万人と急増しています」(エンタメ誌ライター)
ブレイクのきっかけとなったのは、バラエティ番組「全力脱力タイムズ」(フジテレビ系)。
「日本の絶景や食に関するVTR企画『THE絶景(美食)遺産』で、漢字やカタカナの読み間違いや台本にないアドリブが業界内でも話題になり、他の番組からも今や引っ張りダコです」(放送作家)
中でもバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で披露した「四字熟語」が面白いと、話題を集めた。
「これまでも滝沢は、東野幸治に“薄情大王”、サンシャイン池崎に“小声希望”などと四字熟語で表現してきましたが、昨年12月24日の放送では、大物俳優の梅沢富美男に向かって“本業不明”とバッサリ。司会の明石家さんまには“圧倒的口数”となぜか、五文字(笑)。さらに怯えるりゅうちぇるには“行先何処”と名付け、その的確すぎる表現にスタジオでは、『怖い』といった声まで上がりました」(前出・放送作家)
おかしな日本語でブレイクした滝沢だが、“機転が利く”“頭がいい”“礼儀正しい”と業界ウケが抜群で、今やバラエティで使いたいタレントの1人だ。
「最近では『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)などで演技も披露。滝沢自身、元々女優志望で『竹内結子さんみたいになりたい』と思って芸能界入りした経緯があります。いずれは女優を目指すのかもしれませんね」(スポーツ紙デスク)
とはいえ滝沢の「日本語芸」への需要は衰えを見せず、当分の間女優になるのはお預けのようだ。
(窪田史朗)