なんとも微妙なタイミングでのスクープだ。
7月5日発売の「週刊文春」が、1月19日に行われた音楽プロデューサーの小室哲哉の“涙の会見”を「ほとんど嘘」とするKEIKOの親族の告発を報じている。
記事によると、会見で小室は「(KEIKOの)目を見て、しっかり話をしていきたい」と語ったが、KEIKOは大分の実家で生活しており、会見後は一度も会っていないという。また、介護によるストレスについての話も「食事も洗濯も体調管理も、すべてスタッフや付き人がやって」いたことをかつての小室の専属運転手の話として伝えた。さらに、KEIKOが小学四年生ぐらいの漢字ドリルをやっていたというエピソードには、親族は「5年以上前のこと。しかも、リハビリの一環として、試しにやったことがある程度」と苦言を呈している。現在KEIKOは劇的に回復しているそうで、誌面には買い物を楽しむ彼女の写真も掲載された。
くしくも「週刊文春」発売日は、6月27日に発売された小室哲哉の作品集「TETSUYA KOMURO ARCHIVES」がオリコン週間アルバムランキングで3位(T盤)、4位(K盤)にランクイン(7月9日付)したことが発表された日。アルバム発売にあたって、タワーレコードなどで小室がライブやレコーディングで使用してきた機材の展示イベントが行われているほか、7日には、「THE MUSIC DAY 伝えたい歌」(日本テレビ系)が放送され、小室ソングメドレーとして、「I’m Proud」の華原朋美、「BE TOGETHER」の鈴木亜美、「EZ DO DANCE」のTRF、「CANDY GIRL」hitomiの出演が控えている。なんとも折悪い追撃弾となった。
前回の報道時は、周囲の制止を振り切って会見を開いたという小室だが、街が小室ソングに染まるいま、どのような対応を見せるのだろうか。