“にわかサポーター”であることを盾に非難を逃れようとするのは「ずるい」。7月1日放送の自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」でそのように熱弁したのは、お笑い芸人の有吉弘行である。
日本代表の大健闘で多くの“にわかサッカーファン”を生んだ今回のロシアW杯だが、有吉が不満を溜め込むキッカケとなったのは、とある情報番組における“おばさんコメンテーター”の発言だという。
曰く、同コメンテーターは物議を醸したポーランド戦終盤の“時間稼ぎ戦術”に関して、「私、にわかで全然詳しくないんですけど、日本の戦い方はおかしくないですか!」と強めに語り、その是非について言及したのだが、有吉は「“にわかなんですけどぉ~”の前置きはずるい」「うるさくて吐き気がしたからチャンネル変えた」「サッカー関係者とかの意見が聞きたい。にわかタレントの『でも~』なんて聞きたくもない。そんなつもりでニュース観てない」などと苦言を呈した。
「CM明けに有吉はあっさりと『うるせぇホラン』と捨て台詞を吐いていましたから、“おばさんコメンテーター”はホラン千秋で間違いないでしょう。ホランについては昨年12月26日放送の同番組でも『無茶苦茶つまんなそうだな、ホランのブログとか』と切り捨てていました。あのキャンキャン声に有吉は普段からムカついているのでしょう」(エンタメ誌ライター)
ところが、この放送が思わぬところに飛び火する恐れがあるという。
「有吉の発言を載せたニュースサイトのコメント欄に、『和田アキ子がにわかですけどってコメントしてたよね』『大きなスポーツイベントがある度に“にわかですけど”と前置きしながら意見する大柄の女性が日曜の昼に毎週出てますので、一度目の前で忠告願います』といった書き込みがありました。業界にこの情報が拡散すると、ホランという安全地帯から一気に武装地域に引き出される恐れもありますね」(前出・エンタメ誌ライター)
有吉の今後の安否が心配されるところだ。
(木村慎吾)