7月12日にスタートした山崎賢人主演ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)の視聴率が翌13日に発表され、11.5%と好発進であることがわかった。
物語は日本の医師全体で0.3%しかいない厳しい現状の小児外科医の世界を舞台に、山崎演じる驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の後期研修医・新堂湊が、子どもたちとともに成長していくヒューマンドラマ。13年に韓国で放送され、最高視聴率21.5%を記録。17年にはアメリカでもリメイクされ、全米視聴ランキングに毎週トップ10入りを果たした作品だ。
すでに両国の作品を観ている視聴者も少なくなく、日本版には「期待薄」との前評判もあったが、放送が始まると「山崎賢人君の熱演にビックリ! 釘付けになってしまいました」「予想以上でした。凄く良かった。見ているうちに、自然と涙が出てきました」「期待と不安、半々で視聴しましたが、初回から惹きこまれ胸に響くお話で感動しました」など、評判は上々。特に、すべての子どもが大人になれるようにと、まっすぐで強い信念を持つ主人公の純粋な心に、胸を熱くした視聴者が多かったようだ。
このところ視聴率が低迷しているフジテレビのドラマだが、今作を起爆剤に起死回生となるか期待が集まる。