7月10日にスタートした綾瀬はるか主演のドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)の初回平均視聴率が11.5%を獲得。同枠では昨年の7月に放送された渡辺直美主演の「カンナさーん!」以来の2ケタ発進、順調な滑り出しを見せている。
「この作品は、漫画家・桜沢鈴原作の同名4コマ漫画をドラマ化したもの。綾瀬演じるバリバリのキャリアウーマン亜希子は、竹野内豊演じる良一にプロポーズされ結婚するも、良一には数年前に亡くした妻との間に娘がおり、綾瀬はその娘に初対面の日『私、この人嫌い』と一蹴されてしまう。しかし、亜希子はめげずビジネス経験を活かして娘の心をつかもうとする…というハートフルな物語です」(エンタメ誌ライター)
そんな中、ドラマの一風変わったプロモーションが話題を呼んでいる。
「ドラマの中で綾瀬演じる亜希子が差し出す名刺に書かれた電話番号に電話をかけると、綾瀬演じる亜希子と通話が楽しめるというサービスがあるんです。放送前から解禁されたドラマのポスターには、名刺を差し出す亜希子の姿があり、電話番号もメアドもはっきりと見える構図。さらに名刺のメールアドレスに送信すると、返信が来る仕組みになっています」(前出・エンタメ誌ライター)
これは、名刺アプリ「Eight」と連動したプロモーションで、実際電話をかけると綾瀬の声で「わざわざお電話いただき恐縮です。無事、宮本家の母に採用されました、宮本亜希子です」というメッセージが流れ、回を追うごとに応答メッセージやメールの返信内容も変わるのだという。
実際、電話をかけた視聴者からはツイッターに「名刺に書かれている電話番号におそるおそる電話したらかかりました!」など感激のコメントが上がっている。
また「Eight」を用いてポスターの名刺を撮影すると、ドラマでは明かされていない亜希子のプロフィールも見ることができるのだとか。こうした型破りなプロモーションも、ドラマの高視聴率発進に一役買っているのかもしれない。
(窪田史朗)