サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが7月10日に放送されたバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演。若手時代にNHKから出禁をくらっていたことを明かしている。
人は見た目で判断されてしまうという内容のトークになった際、番組MCの明石家さんまから話を振られた富澤は「NHKとか昔はダメでしたもん」と返答。伊達も「僕ら出入り禁止でした。見た目で」と、特にNHKともめたわけでもなく、コワモテの見た目だけでNHKの番組には出られなかったとのこと。
このエピソードにはさんまも「ガラが悪そうに見られたのかな。すごいな、イメージってな」と驚いていた。
「実力はあったものの下積み時代が長く遅咲きだったサンドウィッチマン。05年に人気お笑い番組『エンタの神様』(日本テレビ系)に登場するようになって注目を浴びたわけですが、同番組がスタートする前に人気を博したNHKの人気お笑い番組『爆笑オンエアバトル』には1度も出してもらえなかったといいますから、ブレイクまでに時間がかかったのもうなずけますね」(エンタメ誌ライター)
視聴者からは「中身はいい人だけど、確かに最初の頃はパッと見はチンピラだと思ってた」「卒アルの写真見たら、NHKも警戒するのは無理ないよね」などの声が上がっている。
「東日本大震災以降、ライブの売上などを震災復興のために寄付し続けたりと地元愛が強いコンビとして今でこそ好感度を上げた2人ですが、確かに中身を知らなかったら第一印象は怖そうな人。とくに富澤の高校の卒業アルバムの写真はリーゼント頭でバットを持っているというパンチが強いものですから、NHKの判断もやむなしでしょう」(前出・エンタメ誌ライター)
そんなサンドが、日経エンタテイメント恒例の「好きな芸人ランキング2018」で、さんまを抑えて初の1位を獲得。見た目の印象にパンチがあった分、そのギャップも好感度を後押ししているのだろう。
(田中康)