女優の有村架純が、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」以来1年ぶりに、10月期の連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)で民放ドラマに初主演することが明らかになった。
「有村が演じているのは、片田舎の新米教師・末永聖。遠距離恋愛の婚約者がいながら10歳年下の中3男子・晶との“禁断の恋”に落ちるショッキングな役どころ。原作は、女性向けの漫画『フィール・ヤング』(祥伝社)に連載中のかわかみじゅんこ氏の人気コミック。原作の世界観を受け継ぎつつ、後半はオリジナルストーリーで勝負するようです」(テレビ誌記者)
有村自身のインスタグラムによると、「教師と生徒の禁断の恋愛。ですが、純愛なヒューマンラブストーリーとなっています。今の時代に、なかなか挑戦的な題材だと思いますが、皆さんと精一杯作品に向き合って、爽やかで尊い作品にしたいと思います」と意気込みを語っている。
「有村は去年、朝ドラ『ひよっこ』に主演。2年連続紅白歌合戦、紅組の司会に起用されるなど、もはや国民的な女優と言っても過言ではありません。そんな彼女が次回どんな作品に出演するのか、注目を集めていました。そんな中、『中学聖日記』を選んだことはかなりセンセーショナル。『ひよっこ』の清純なイメージを一新するような際どい役に、早くも喝采の声が起こっています」(女性誌デスク)
有村は昨年10月に公開された映画「ナラタージュ」で、松本潤演じる高校教師との許されざる恋に落ちるヒロインを演じるなど、早い段階からイメージチェンジに挑んできた。今回は、さらに過激な物語への挑戦。その裏には、スタッフとの太い絆もあるという。
「今回のドラマは、2016年連続ドラマ『重版出来!』、2017年連続ドラマ『アンナチュラル』(共にTBS系)を演出した、今ノリにノッている女性演出家・塚原あゆ子氏が担当。今年9月に公開される有村の主演映画『コーヒーが冷めないうちに』も塚原氏がメガホンをとっています。有村も塚原監督だからこそ、今回の作品にチャレンジする気持ちになったのでしょう」(前出・女性誌デスク)
有村の体当たり演技が、この秋センセーションを巻き起こしそうだ。
(窪田史朗)