関西地区でいくつもの冠番組を持ち、“西の女帝”とまで称されるタレントの上沼恵美子。その西の女帝が“夫源病”なる耳慣れない病気に苦しんでいることを、7月26日発売の「女性セブン」が報じた。
「夫源病とはその名の通り、夫の言動などが強いストレスとなり、妻の自律神経やホルモンバランスなどが乱れ、頭痛や不眠、めまい、うつなど更年期障害のような症状が出ることです。医学的な病名ではありませんが、大阪大学招へい教授で医師の石蔵文信氏がこの症状に気づき、命名しました。症状が深刻な場合は、その原因である夫と別れることも十分に考えられます」(健康ライター)
上沼は1977年、関西テレビのディレクターだった上沼真平氏と結婚。夫は亭主関白で家事はすべて上沼任せ。それでも上沼は家事をこなし、仕事と両立させていたという。異変が起きたのは、夫の定年後だ。
「夫は2008年の定年後でも、趣味に没頭して家事は一切やらなかったそうです。それが上沼のストレスとなり、徐々に蓄積。13年8月に自律神経失調症、14年2月にはウイルス性の急性肝炎で入院しましたが、いずれもストレスが主原因だと思われます。15年には上沼の最大の味方だった母親が他界。このときも夫は上沼を支えてくれなかったといいます。今年6月に起きた大阪北部地震のときも、上沼の自宅周辺が被災したにもかかわらず、夫は別荘に滞在していて不在。ついに上沼も見切りをつけたのか、完全別居を決意したのだとか。現在、大阪市内にある豪邸に上沼、夫は府内にある上沼名義のマンションで暮らしているそうです」(女性誌ライター)
そういえば上沼は、自分の番組でも家事を手伝わない男に対して容赦がなかった。
「2月25日に放送されたバラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では“夫に言われるとどっと疲れてしまう一言”を取り上げていました。『部屋が散らかっているよ』という夫の言葉に対しては、『散らかっているのが気になっているなら、お前が掃除せえ!』などと、けっこう吠えていましたね。世間の夫に対しての発言ではなく、自分の夫に向けて不満をぶちまけ、ストレスを発散していたのではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)
夫源病の特効薬の1つは、夫への悪口なのかもしれない。
(石田英明)