元フジテレビアナウンサーの中村仁美が、7月29日放送のバラエティ番組「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系)に出演。フジテレビに同期入社した中野美奈子と比較されることに苦悩していた日々を振り返った。
ともに02年にフジテレビに入社し、現在はフリーアナとしての道を歩む2人だが、中野は入社1年目で朝の情報番組『めざましテレビ』を担当するなど、すぐにアイドルアナとして売り出され、人気を獲得。一方の中村は報道番組でニュースを読むことが多いものの、画面に映るのは腕や後ろからだったりと、扱いの差は歴然だったという。
また、待遇面でも中野は早朝番組を担当していたこともありタクシーで出社、帰りもストーカー被害を考慮してタクシーを利用していたとのことだが、中村は当然のように電車通勤だったとのこと。
そんな対照的な同期2人だけに、社内では同じ「中」から始まる苗字のため「中野じゃない方」と呼ばれていたりと、とにかく中野と比較されることに苦労し、悔しい思いをしたことも多かったと明かしている。
このエピソードに、視聴者からは「自分はどちらかといえば、中村の方が好きだけどな」「中村アナの方が原稿読むのも上手いし、番組回すのも上手い」「中村さんは他局ならもっと人気が出てた。中野アナはフジテレビだから人気出た」「というか、中野は良くも悪くも可愛いだけ」など、中村へのエールがネットに続出。
「番組では中村アナの今までの人生を、いつもライバルに負けてしまう“ナンバー2人生”と紹介していましたが、派手ではないけれども美人であることは間違いない。ただ、フジテレビはアイドルアナの宝庫と呼ばれていたこともあり、大学時代にミス慶応に輝き、見た目に華がある中野を猛プッシュしたため、見事に埋もれてしまいました。しかし、アナウンス技術がある中村アナの出演が増えるとその評価も次第に逆転し、中野を凌ぐほどの人気アナとなっていきました」(エンタメ誌ライター)
2011年にさまぁ~ずの大竹一樹と結婚、出産したあとも昨年まで同局アナとして活動してきた中村。本格的にフリーとして活動し始めてまだ間もないため、今後も安定して活躍できるかはまだ未知数だが、自分だけの武器を見つけてオンリー1の輝きを見せて欲しいところだ。
(権田力也)