日本テレビ系の土曜夜10時枠ドラマといえば、これまでは正統派ジャニーズタレントが主演する、いわゆる“ジャニドラ枠”だった。しかし放送中の「サバイバル・ウェディング」の主演は波瑠。さらに波瑠演じるさやかを厳しく指導する編集長に伊勢谷友介、さやかがひと目ぼれするイケメン広告代理店社員を吉沢亮が演じている。かろうじて“ジャニーズ枠”で出演している風間俊介は、さやかの初恋の相手であり、結婚式直前になって不貞をした上に「さやかは重くて面倒くさい」と捨て台詞を吐いて別れたくせに、肉体関係だけはチャッカリ継続させている商社マンという“ゲス男”を演じているのだから「時代は変わった」と言いたくなる。
「この、風間演じる“誠実そうに見えるが不実なゲス男”には、実際にいそうで説得力を感じると高評価のようです。ただし、高校時代から地元では憧れの先輩として有名だったという設定には『それは違う』『せめて幼なじみ』といった苦笑まじりの指摘がネット上に書き込まれています。確かに風間には“憧れの先輩”的なキラキラ感や甘いムードはありませんからね。中には『風間が鋭い目をして怒ると恋愛ドラマなのに犯人?って思っちゃう』『風間は誠実そうに見えて不貞する男より、誠実そうに見えて凶悪犯がお似合い』といった、これまでに風間が演じてきたキャラクターを踏まえての指摘もあるようです」(女性誌記者)
CDデビューもしておらず、所属するグループもなく、俳優活動だけしているジャニーズタレントといえば生田斗真と風間。さらに既婚者でもある風間は、まさにジャニーズの異端児と呼ぶにふさわしい男だと言えるだろう。