元女優で参院議員の三原じゅん子氏が8月2日、自らのツイッターで唐突にフジテレビのバラエティ番組「バイキング」に言及。「バイキングって番組、凄いよね。スタッフもキャストも圧力に負けないっていうか。これぞ国民の声が聞こえるよね」とベタ褒めしたのだ。
ところが、このツイートに対しタイムラインはプチ炎上。「気は確かか???熱中症???」「フォローを解除します」「何か勘違いされている」「アカウント、乗っ取られていますか?」「皮肉ですか?『ひるおび!』(TBS系)のほうがはるかに報道の公共性を保ってますよ?」などと疑問の声が相次いだ。
「2日放送の『バイキング』では日本大学アメフト部問題や、日本ボクシング連盟への告発状問題などを取り上げていました。不正に対してMCの坂上忍らが徹底的に深掘りするというスタンスでは、三原氏の言う通り、国民の声に応えているといえます。しかし、ときに坂上が強引に仕切ったり、坂上の主張に出演者らが忖度したりする部分も見受けられます。そのため〈「ひるおび!」のほうが公共性を保っている〉といった声も上がったのでしょう」(テレビ誌ライター)
その三原氏が大絶賛する「バイキング」に、自らが俎上に載せられたことがあった。
「2016年10月31日放送分で、24歳年下の男性と結婚した三原氏が取り上げられました。元宮崎県知事の東国原英夫は“炎上覚悟”と前置きした上で、少子化の環境を整えようと思っているならば、(当時)28歳の男性と結婚するのではなく、適齢期の女性を結婚相手として紹介するのが、国会議員の在り方だと三原氏批判を展開。しかし女性出演者らは『子供が産めない女性は結婚してはいけないってこと!?』『国家のために結婚する訳じゃない』などと東国原に猛反発したのです。ネットでも東国原バッシングが巻き起こり、結果的に三原氏は擁護された形となりました」(前出・テレビ誌ライター)
「バイキング」を支持する理由がよくわかった。
(石田英明)