俳優の新田真剣佑の“愛されキャラ”がいかんなく発揮されたようだ。
8月9日に都内で行われた、映画「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の大ヒット御礼舞台挨拶に出席した主演の山下智久らが、真剣佑の人懐っこさを物語るエピソードを紹介している。
33歳の山下は、21歳の真剣佑から撮影中に“ともちゃん”と呼ばれていたと明かし、「ともちゃんなんて呼ばれたのはおばあちゃん以来です」と照れ笑いを浮かべると、続いて浅利陽介も「まっけんが1人で寂しそうにしてたから『どうしたの?』って聞いたら、(声をかけてもらえたことが)嬉しかったみたいで、その後はメイクしてる時もずっと俺の後ろに居て。家に帰ったら『お茶しないですか?』って電話がかかって来ました」と暴露。
周囲と打ち解けるのがあまり得意ではないと常々語ってきた真剣佑だけに、共演者からの声かけや気遣いがうれしく、本人にとっても忘れられない撮影の想い出となったのだろう。
「映画『ちはやふる』で共演した野村周平も真剣佑を可愛がる兄貴分のひとり。春に『ちはやふる‐結び‐』の公開プロモーションで様々なバラエティ番組にゲスト出演した際も、シャイな性格からか自分からはあまり前には出ず、常に野村の横で寄り添うようにやり過ごしていた姿が印象的です。先輩俳優からすると真剣佑は放っておけない可愛い後輩というイメージなのかもしれません。野村に至っては『もっとまっけんに懐いてほしい』とまで話していましたからね」(芸能記者)
二世俳優といえば最近は不祥事などが続き負のイメージもあるが、名優・千葉真一のDNAを受け継ぐ真剣佑のルックスと実力はピカイチ。今後も多くの先輩俳優とファンから愛される存在であり続けるだろう。
(木村慎吾)