X JAPANのYOSHIKIが8月26日に放送された日本テレビ系「24時間テレビ」にノーギャラで出演を果たし、世間から多くの賛辞が集まっている。
YOSHIKIが同番組に出演するのは今回が初。盲目の天才ドラマー少年の“YOSHIKIとセッションしたい”という夢を叶えるべく武道館に登場。少年はX JAPANの大ヒット曲「紅」をドラムで演奏。続いて、披露した同バンドの名バラード「ENDLESS RAIN」では少年がドラムを叩き、YOSHIKIがピアノを弾くという夢のセッションを実現している。
また、YOSHIKIは番組のチャリティー募金に300万円を寄付。それに加えて、番組出演前に更新した自身のツイッターでは「色々と意見をもらいましたが、今回、番組の趣旨に賛同しノーギャラで出演させて頂いています」と、ノーギャラでの番組出演だったことも明かしている。
7月に起きた西日本豪雨災害でも1000万円を寄付しているYOSHIKIにとっては、番組本来の趣旨を理解したうえで当たり前にとった行動なのだろうが、当然の如く、世間では絶賛の嵐となっている。
「さらにYOSHIKIの番組出演中の振る舞いも好印象でしたね。少年がロサンゼルスにあるYOSHIKIの音楽スタジオを訪れた際も、少年の手を引き、気を配りながらスタジオまでゆっくりエスコート。さらに、初めてのドラムセットにも関わらず、距離感をすぐにつかんで見事なドラムテクニックを見せた少年に対して『僕も(少年に)すぐに抜かれる』と自分をあえて下げて少年を褒め讃えていました。それは少年の技術が確かなものだったからということもあるでしょうが、少年に夢を与えるような大人のコメントだったと思います。また、セッションの際にピアノを演奏する時には着用していたサングラスを外しており、それも少年に対する敬意が感じられましたね」(エンタメ誌ライター)
ネット上では「YOSHIKI、本当に人間性が優れてるな」「ハードスケジュールの中でここまで神対応されるとそりゃ好きになるわ」などといったコメントが上がるなど、すっかり世間もYOSHIKIに魅了された様子。
セッション後に感想を求められた少年は「憧れのYOSHIKIさんと一緒に演奏することができて、まるで音楽に包まれたような気がして、とっても気持ちよかったです」と大満足。 YOSHIKIがトップスターであり続けられる理由が十分に納得できる放送といえるだろう。
(田村元希)