みなさんは朝、どんな風に過ごしていますか? 布団を出るのも億劫で、出かけるギリギリまで寝ているという人は多いと思いますが、実はこれ、「美と健康」のためには非常に“もったいない”朝の過ごし方のようなんです。では、いったいどのような過ごし方がよいのでしょうか。有識者の行動をヒントに、朝をポジティブに迎える方法を探ってみましょう!
元NHKキャスターの野村絵理奈さんとイメージコンサルタントYukie鮒井さんの共著「世界基準の美を目指す ビューティ・メソッド55」(ポプラ社刊)には、「モーニングQ」という習慣が紹介されています。これは、「目が覚めたときに自分に対してポジティブになれる質問をする」というもの。例えば、「私は今日、誰を幸せにできる?」「1日を笑顔で終えるためにどう過ごそう?」などです。すると、脳にインプットされて、答えを探すような行動を無意識のうちにとるようになるのだとか。実践すると、活力がわいてきて、元気になることができるそうですよ。ポジティブになることは、心の健康にもつながりますから、ぜひお試しを。
また、医師の日比野佐和子さんの著書「忙しくても15kgやせて二度と太らない美習慣」(主婦の友社刊)には、太らない朝食の取り方について書かれています。それによると、食事の量の割合は、「朝5:昼3:夜2」が黄金比なんだとか。これは、DITという食事誘導性熱産生が、朝から昼が一番高いからなのだそう。つまり、朝によく食べることが、1番太りにくい食べ方というわけですね。ということは、いつまでも布団の中でグダグダしている人は食欲もわかず、朝食も疎かにしていますから、美のためにはマイナスな過ごし方。朝食は1日のうちの5割、しっかり食べることを習慣にしたいですね。