ある女性掲示板では、「貧困の差はどこに出るか」という話題に対して、「髪に出る」と発言している人がいました。富裕層は髪がサラサラ・つやつやしているものの、そうでない人は白髪のまま放置したり、カラーリングはしたもののプリン髪になってしまっていることが多いというのです。確かに納得してしまいますよね。あなたは、白髪や抜け毛などを放置してはいませんか?
髪の治療家である田中和義さんの著書「髪の取扱説明書」(インプレス刊)には、白髪や抜け毛の原因が書かれています。白髪については、ストレス、食事、タバコ、シャンプーやリンス、整髪料など、さまざまな要因があるようです。そして、盲点なのが、白く精製された塩、砂糖、小麦粉、米など。これらは体を冷やして血流を悪くするうえ、糖尿病につながるなど、健康にも悪い影響を与えてしまうと、田中さんは述べています。抜け毛については、睡眠不足、タバコ、不規則な生活習慣、過度のストレス、栄養の偏りなどの要因が考えられるのだそうです。
また、太陽笑顔fufufu編集部による「健康で美しいカラダを目指す カラダの中から若返るアンチエイジング講座【4】ボディケア編」(スマートゲート刊)には、髪も「糖化」すると書かれています。このことから、髪のためには糖分摂取についても、気をつけないといけないようですね。
年齢とともに、髪は切実な問題となります。これを機会に、白髪や抜け毛につながる悪習慣は、ぜひ見直してみてくださいね。