9月2日に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」に、坂本龍馬(小栗旬)の妻・お龍役で水川あさみが初登場。平均視聴率も、前週10.4%から13.2%へと跳ね上がり好評を博している。
「今回の放送では、薩長同盟を成し遂げた龍馬が寺田屋で襲撃され、お龍の機転で危機を脱出。負傷した龍馬の療養のために2人で鹿児島を訪れ、霧島の温泉を巡る有名なエピソードが描かれました。そんな中、手を怪我している龍馬にお龍がおかゆを“アーン”して食べさせるなど、現代のバカップルを思わせるようなシーンに注目が集まりました」(テレビ誌記者)
お龍演じる水川に対して、ツイッターには「水川あさみのお龍めっちゃ可愛い」「水川あさみさんのお龍さん、清々しい感じでいい」といった感想が多数寄せられた。
「お龍について水川自身も『思ったことをそのまま口に出してしまう、感情をそのままぶつけるような人です。空気をかき乱す役どころで、ある意味自由にのびのびとやらせてもらいました』とコメント。夫役の小栗には『とにかくひっついていきますよ』と伝えていた模様。10代の頃から度々共演、飲みに行ったりする間柄の2人だけに、自然なカタチでラブラブ夫婦を演じられたのではないでしょうか」(スポーツ紙デスク)
今回の平均視聴率のアップを、前出・テレビ誌記者はこう分析する。
「渡辺謙(島津斉彬役)が出ていた頃の鈴木亮平主演の『西郷どん』は若くて元気よく視聴者も楽しめましたが、幕末に向かい重苦しい場面の連続。そういった中、自由奔放に振る舞う水川演じるお龍は、番組に新しい風を吹き込みました。出番はそれほど多くないにしろ、貴重な役どころですね」
龍馬暗殺まであとわずか。小栗演じる龍馬と共に、お龍を演じる水川の演技にも注目したい。
(窪田史朗)