フジテレビの三田友梨佳アナウンサーが9月4日、台風21号が接近していた大阪市内の現場からリポートする最中に強風にさらされる事態となった。
同日に生放送された報道番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)にて、雨風の現状などを詳しくリポートすべく大阪の道頓堀近辺へ赴いた三田アナ。大阪市中央区の商店街から現場の様子を説明していると、突如として強い風に見舞われ、三田アナとともに周囲の通行人らも、キャスター付きバッグなどが今にも吹き飛ばされそうなほどに風の猛威を受けている様子がカメラに写しだされた。
ヘルメットを押さえながら必死にその場に佇む三田アナに対し、スタジオからは進行の安藤優子による「ちょっと危ない!」「三田さん、気をつけてください」「ちょっと姿勢低くして」といった心配の声が飛び交い、さらに風の勢いが強まると、カメラはスタジオへと切り替えられている。
「こうした三田アナの命がけともいえる現場リポートには視聴者からも懸念の声が集まっており、先日はお笑いタレントの有吉弘行も台風の現地リポートのため社員を危険な場所へと派遣するやり方には『あれ、必要なの?』という疑問を投げかけていました。今回の三田アナも一歩間違えば大きな事故に繋がっていた可能性もあり、ネット上でも『危険ならやらせるべきではないと思う。しかも東京からわざわざ大阪まで行かせることあるかな』『いつか犠牲者出る前にやめるべき』『ミタパン可哀想』との反応が出ていますね」(テレビ誌ライター)
何はともあれ、三田アナはこの数分後に比較的安全なアーケードの中に避難したことを報告しており、大事には至らなかったようだが、改めて“台風現場からの中継”がいかに危険なものかを知らされるかたちとなった。
(木村慎吾)