女優・歌手としてマルチな活躍をみせる「のん」が、9月6日の大阪公演を皮切りに広島、福岡、仙台、そして東京・日比谷野外大音楽堂を巡る五大都市ツアーをスタートさせた。
「これに先立ち5月には、初アルバム『スーパーヒーローズ』をリリース。12曲のうち5曲はのん自身が作詞作曲。周囲に振り回されず自分らしくあることを歌ったまっすぐな歌詞が多く、NHK朝ドラ『あまちゃん』で音楽を担当した大友良英氏も『ギターのリズムがすごくいい。まさかこんなに成長するとは。会うたびに上手くなっている。パンクだよ、この子は』と絶賛のコメントを寄せています」(音楽ライター)
アルバムには先の大友氏のほか、高橋幸宏、矢野顕子、尾崎亜美といった大物アーティストも楽曲を提供。さらに、矢野顕子の楽曲「わたしはベイベー」の最後には、あの忌野清志郎の肉声が特別収録されるなど超豪華すぎるメンバーが話題となった。さらに9月30日に行われる日比谷野外大音楽堂でのライブには、なんとRCサクセションのギタリストで忌野清志郎の盟友でもあった仲井戸麗市の「仲井戸麗市BAND」が参加決定。音楽業界のレジェンドたちのバックアップに、驚きの声も上がっている。
「大物アーティストの応援の他にも、『あまちゃん』の縁で岩手県、映画『この世界の片隅に』の縁で広島県など、お世話になった人たちとCMやイベント出演で交流を深め、今も高い人気を誇っています。こうした追い風に乗って、そろそろ女優としてドラマや映画に登場する日も近いのではないでしょうか」(スポーツ紙デスク)
そこで注目されているのが、来年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演である。
「大河ドラマ『いだてん』は、宮藤官九郎が脚本を担当、チーフプロデューサーや演出家も『あまちゃん』と一緒ですし、宮藤とのんは、今も連絡を取り合う親しい間柄のようです。しかも『あまちゃん』で共演した橋本愛も浅草の遊女役で出演。復帰するなら、この作品しかないと思うのですが…」(前出・スポーツ紙デスク)
もしサプライズででも出演が叶えば話題性は十分。橋本と二人でまた、歌声を披露して欲しいものだ。
(窪田史朗)