「子供のため」を装うも、結局は自分たちの格好良さに酔いしれているだけなのか。
ジャニーズ事務所の最新グループ“キンプリ”ことKing & Princeの行状に世の親たちからブーイングがあがっているという。9月7日の『ZIP!』(日本テレビ系)では、メンバーの神宮寺勇太がスーツアクターに挑戦する様子を放送。本職のスーツアクターから基本を教わり、戦隊ヒーローとしてショーに出演したのだが、そこで批判を浴びた行動について子育て中の女性誌ライターが指摘する。
「神宮寺は『神レッド』という戦隊ヒーローに扮したのですが、ショーが終わると自らマスクを脱いで『King & Princeの神宮寺勇太です!』と自己紹介したのです。これはスーツアクターとしてはあるまじき行為であり、多くの視聴者から『なんで顔を出してるんだ!?』との非難を浴びました。キンプリファンの中には『変身前は生身の神宮司くんとして闘っていたのだから最初から正体はバレている』との擁護もありますが、神レッドとして闘うときは師匠が声を当てていますし、神宮寺はあくまでスーツアクターに徹するべき。それに本人はあくまでスーツアクターという仕事を学びに来たという立場なので、正体を明かさずにステージからハケるところまでが仕事のはずです」
番組でもヒーローの心得として「子供の前では具は見せない」とのテロップが表示される始末。このように子供の夢をないがしろにした形のキンプリだが、そんな彼らには“前科”もあるというのである。女性誌のライターが続ける。
「キンプリは歌でも子供たちをゲンナリさせています。8月9日放送の『ジブリのうた』(NHK)で『となりのトトロ』や『さんぽ』を歌唱したのですが、歌い方がオリジナルとはかけ離れたキンプリ風にアレンジされており、振付も妙にジャニーズ風味だったのです。そのため子供たちからは『こんなの違う!』『ふざけないで!』との不満が続出し、なかには『本物のトトロが聴きたかった』と泣き出す子もいたほど。子供人気が欲しいのであればパフォーマンスも子供に寄せるべきであり、自分たちのスタイルを貫くのであれば子供向けの番組に出てほしくないですね」
立て続けに親NGを食らってしまったキンプリ。子供たちにキンプリ流を押し付けるのはやめたほうがよさそうだ。
(白根麻子)