お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が進行を務める「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)が9月10日に放送され、石橋の口から“浜ちゃん”とのワードが飛び出すひと幕があった。
ゲストと共に古き良き昭和のノスタルジックな想い出を懐古しながらトークを展開する同番組だが、この日のテーマは「昭和の銭湯」。ゲストには人気芸人の千鳥を迎え、実際に都内にあるレトロな銭湯へ赴いた一行は、風呂上がりの体をクールダウンすべく、キンキンに冷えたラムネジュースを満喫。
すると石橋が「昔はこれ(ラムネ)が美味しいと思ってたのに大人になるとビールになるんだよね。なんでだろうね。ビールになり、シャンパンになり」とほのぼの語ると、千鳥の大悟は「吉本の先輩、師匠でシャンパン飲む人なんていないですよ。この前、石橋さんに飲みに連れてってもらって、芸人がシャンパン飲んでるから“東京やなぁ~って思った」とし、オシャレにシャンパンをたしなむ石橋の大人なオーラに驚いてみせた。
「その直後、“吉本の先輩でシャンパン飲む人なんていない”と明かした大悟に対して石橋が『飲まないの? 飲むでしょ? 浜ちゃんとか飲むんじゃないの?』と投げかけ、ダウンタウン浜田雅功のことをおそらくはテレビで初めて“浜ちゃん”と呼んだんです。芸歴でいえばとんねるずの方が2年ほど先輩にあたるので、彼らが先輩と言えば先輩なのですが、かつては犬猿の仲ではないかと噂された間柄なのでこの発言は“永久保存版”になるかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
だが、すでに『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回スペシャルでハプニングまがいの緊急共演を果たしていた2人だけに、ネット上では「お互い意識してないと思う。周りが騒ぎ過ぎ」「いいとも最終回で関係性を白黒でもなくグレーでもなく、クリアにした」「浜ちゃんと石橋さんはお子さんの学校が同じで、会えば会話するって浜ちゃんが言ってた」という声が並んでおり、冷静に2人の関係性を俯瞰して見る向きも多いようだ。
とんねるずの人気絶頂期における発言であれば、もっと大きく騒がれたかもしれないが、とんねるずのレギュラー番組がなくなった今、かつてバラエティー界を席巻した“東のとんねるず、西のダウンタウン”という構図こそ、レトロでノスタルジックな想い出となりつつあるのかもしれない。
(木村慎吾)