グルメといえども、食べ方まで熟知しているとは限らない。フリーアナウンサーの高橋真麻もその1人だった。9月28日更新のブログで、高橋は手羽先のちょっと残念な食べ方を、こともあろうか、動画で紹介してしまった。
「むしゃむしゃ」と題したブログでは、「むしゃむしゃ。手羽先の甘辛揚げを食べているところ」とだけコメント。高橋が美味しそうに食べているさまを見て、たまらず同行者が動画に収めたのだろう。高橋も「動画?」と少し驚きながらも、背筋を反らせて嬉しそうな反応を見せていた。幸せな食事の光景だが、フードライターは1つ気になる点があったという。
「高橋の手羽先の食べ方です。手羽先の両端を持ち、中心部の肉にかぶりついていますが、これでは食べにくいでしょう。骨と骨の間の肉をきれいに食べることができず、口の周りにも脂がついてしまいます。もちろん、手羽先の正しい食べ方というのはなく、好きなように召し上がっていただくのが一番です。ただ、高橋さんほどのグルメでしたら、もう少し食べやすい方法をご存知かと思っていました。それだけに、ちょっと残念だというのが正直な感想です」
では、どんな食べ方であればきれいに食べられるのか。
「いろいろ方法はありますが、1つ紹介しましょう。『にっぽん食べ方研究会』のYouTube動画によると、まず手羽先の関節部分をひねって千切り、2つに分けます。2つのうち、大きい身のほうの端を両手で持ち、口の中に入れます。そして前歯で挟んで引っ張ると、骨がきれいに抜け落ち、きれいに食べることができます」(前出・フードライター)
次回、手羽先を食べる機会があれば、試してみてほしい。
(石田英明)