9月26日、サンドウィッチマン、千鳥、三四郎の3組がMCを務める深夜バラエティ「イッテンモノ」(テレビ朝日)が最終回を迎えた。同番組はMCの6人がゲストとトークを繰り広げ、最後にゲストが指名した芸人2人がトーク内容をちりばめた漫才を作り、披露するというもの。26日の最後のゲストは3組にとって先輩となる千原ジュニア。フリートークで、ジュニアの兄、せいじに対する思いが明らかになった。
「神経質で几帳面なジュニアに対し、豪放磊落、大雑把なせいじのキャラは知られていますが、千鳥の大悟が、ジュニアにせいじのことを質問。大悟は、耳元で大声で話すなどジュニアが普段話している嫌いなタイプのすべての要素を持っているのがせいじだと指摘し、そんなせいじを正直どう思っているのか、と問うた。するとジュニアは、脳や心で感じるのではなく、遺伝子レベルの兄弟愛があるんだと答えたのです。
過去、女子レスリングの栄和人監督のパワハラ問題が取り沙汰された際、せいじが栄監督と一緒に試合観戦をしている映像が流れました。その一件について、ある番組の関係者から『せいじは痛い』と言われたのだとか。ジュニア自身も、せいじは何やっているんだと思っていたから同意してもよかったはずなのに、『誰に言っているんだ』とムカっ腹が立ったそうです。これはもう理性ではなく遺伝子レベルでの愛情なんだと、そのとき気づかされたとか。自分が悪く言うのはいいけれど、他人に言われると無性に腹が立つのだと語っていました」(芸能ライター)
ジュニアをお笑いの道に引き入れたのがせいじなら、豪快なせいじの魅力を世に伝えたのがジュニア。2人の成功は、ジュニアの言う遺伝子レベルでの愛情が大きな要因なのかもしれない。
(伊藤その子)