個性派俳優の山田孝之が、NHK Eテレの番組で“植物愛”を炸裂させて話題を呼んでいる。それは9月27日に放送された「植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之」。
番組で山田は、独自の視点と切り口で植物の“したたかな”生存方法について解説。そのユニークな内容と、NHKとは思えない“下ネタ”に大きな反響が集まっているのだ。
「最初にテーマに上がったのが、“ツユクサ”。道端などどこにでも生えている雑草ですが、山田はこの植物の生存戦略を例えるのに、なんとキャバの看板の写真をボードに提示。看板の美しい女性を見せて『しかし、大抵この写真パネルと同じ女性はお店にはいません。すべては男性客をおびき寄せるためのトラップなのです』と解説し、『夜のお店の人気店は、ほぼすべてこのツユクサシステムを採用していると言って間違いないでしょう』と断言。さらには、ツユクサの“自家受粉”のことを『1人セックス』と、Eテレとは思えない言葉で表現していました」(エンタメ誌ライター)
さらに、“ヘクソカズラ”を紹介する際には、共演者の林田理沙アナウンサーに「(ヘクソカズラの)“ヘ”は何だと思いますか?」と質問。林田アナが「オナラですか?」と答えると「では、“クソ”は?」と問い、林田アナは「ウ、ウンチですか?」と恥じらいながら返答。このハラスメントもどきの質問が、その後もさらに続いたのだ。
それにしても、なぜこの番組に山田が起用されたのか。
「実は山田は、鹿児島で過ごした中学時代、園芸クラブに所属していました。番組のプロデューサーは、山田の起用について『植物にあまり触れていない、そしてNHKをあまり見ない人たちにもぜひ植物の生態について知って欲しいという思いから、山田さんにお願いした』とコメントしています。“植物なのに人間臭い”そんな魅力を伝えるには、山田が適任ということでしょうか」(スポーツ紙記者)
Eテレといえば「香川照之の昆虫すごいぜ!」が大評判。2016年から不定期ながら第6弾を数えている。香川の“昆虫愛”に続き、山田の“植物愛!”ブームは到来するか?
(窪田史朗)