モデルの滝沢カレンが10月3日、「ナカイの窓」(日本テレビ系)に出演し、ショップで好みの服を選んでいる最中の店員からの声掛けは必要ないと一蹴した。
“断捨離”をテーマとし、私生活における「いらないモノ」についてのトークが展開されると、滝沢はアパレル店員による客への声掛けの文化を「要らない」と切り出し、「堂々と洋服を選びたい。(商品を選んでいるのに)途中で止められたくない。1つでもハンガーを手に取ったり、ちょっとの動きだけで『何色がお好みですか?』『何かお探しですか?』って言われちゃって…」とコメント。品定め中の店員からの声かけ習慣に不満を抱いている様子だ。
この滝沢カレンの主張にはスタジオの共演者も次々と共感の意思を露わにし、アパレルショップ店員による過度な関わりは“必要ない”との意見で全員が一致。顔の知れ渡ったタレントや著名人という立場であるが故の意見かもしれないが、ネット上でもこうしたショップ店員の声掛け文化に辟易しているとする声が続出している。
「本当その通り。なんであんなに鬱陶しいんだろう」「(店員と)話し込んだら買わなきゃいけない感がある。断りにくいしゆっくり選びたいから、洋服屋に限らず話しかけないでほしい」「尾行してきて、見た商品に対してその都度声掛けしてくるのは不愉快」などなど、巷でも“ゆっくり商品を選ばせてくれ”との声が殺到。「聞きたいことがあればこちら側から聞く」というスタンスの意見が多く、ショップ店員からのアプローチを嫌がる客が増えたことで“だからネット通販が流行るのではないか?”という分析まで書き込まれる始末だ。
商品に関する在庫やサイズ・色のオプションなど、客にとって有用な情報を伝えるという役割や防犯の目的もあるだろうが、滝沢の問題提起に対してこれほど多くの不要論が噴出している今、何らかの改善が求められる時期に来ているのかもしれない。
(木村慎吾)