りゅうちぇる、封印していた「貧困時代」を公表した目論見とは?

 8月に両肩にある“タトゥーの写真”をSNSに公開して、物議を醸したタレントのりゅうちぇる。独特できらびやかなファッションセンスがウリだが、10月8日に出演したバラエティ番組「有吉ゼミSP」(日本テレビ系)では、幼少時代の貧困生活について赤裸々に告白した。

「りゅうちぇるは、沖縄市コザの出身で5人兄弟の末っ子。生まれて間もなく両親が離婚し、母親が5人の子供を引き取り育てました。2DKの木造アパートでの暮らしは、いくら沖縄の物件が安いとはいえ苦しく、りゅうちぇるは母親から“ティッシュは1枚ずつはがして、2回使うべき”などと教えられて育ったと話しています」(番組関係者)

 母の教えを守り、扇風機を使っていると「1日の電気代が5円変わる」から、スイッチを“弱”に変えたり、「一回流すたびに3円の水道代がかかる」とトイレの水も節約するなど、兄弟の中でもりゅうちぇるが、一番シビアにチェックしていたとも明かしている。

「りゅうちぇるは、7月3日に放送されたバラエティ番組『幸せ!ボンビーガール2時間SP』(日本テレビ系)でも、ブレイク前の苦労話を語っていました。沖縄から上京したばかりの頃、ショップ店員として働きスカウトされたものの仕事はなく、そのため食事はまわりの読者モデルたちが、『痩せるしマジいいから!』と勧めてくれた“スルメ”と“マシュマロ”を少しずつかじって飢えをしのいでいたようです。なんでも一袋で3日間もたせていたとか」(エンタメ誌ライター)

 この苦労に耐え抜き、今の地位を手に入れたりゅうちぇる。どこぞの2世タレントに、爪の垢を煎じて飲ませたいやりたいエピソードでもある。

 しかし、りゅうちぇるはなぜ今になって“極貧エピソード”を公表しはじめたのか。

「今までの彼は、華やかなルックスのイメージを損なわないように、貧困時代の過去はオブラートに包んできました。しかし結婚して1児の父となった今、より親しみのある“家庭的なイクメン”を演じるために、貧困&節約生活時代の話を解禁したのではないか」(前出・エンタメ誌ライター)

“子育て”と共にイメチェンを図るりゅうちぇる。パパドルとして子育て世代の心をキャッチすることはできるのか!?

(窪田史朗)

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