今や若手イケメンタレントの登竜門となっているテレビ朝日系の「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」の特撮ドラマシリーズ。特に「仮面ライダー」は、1971年4月から放送された第1作で主人公・本郷猛を演じた藤岡弘、をはじめ、村上弘明、オダギリジョー、要潤、佐藤健、瀬戸康史、菅田将暉、福士蒼汰、吉沢亮、竹内涼真、水野美紀の夫・唐橋充、雛形あきこの夫・天野浩成、辺見えみりの元夫・松田賢二など、多くの俳優がこの作品を機にステップアップしている。
「実は『仮面ライダー555』で主人公・乾巧を演じた半田健人に、再ブレイクがささやかれているようです。半田はかつて、事務所社長から大事にされすぎて、撮影現場や取材などでの注文が多く、半田本人にはまったく問題がないにもかかわらず“扱いにくい俳優”となり、ブレイクチャンスを逃したとも報じられました。しかし事務所移籍はせず、2004年3月19日放送の『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)で高層ビルの高さを目測できる技を披露してから“乗り鉄”としての鉄道知識も開陳し、2007年7月28日放送「通(つう)」(NHK)では昭和歌謡曲に対する造詣の深さを故・阿久悠からお墨付きをもらうなど、趣味や特技を活かした活動が増加。さらに昨年10月からスタートした深夜の生番組『スマートフォンデュ』(テレビ朝日系)でしばしば放送される、昭和のトップアイドルを集めた『アイドルだらけの歌謡祭』にレギュラー出演するようになり、改めて甘いマスクと膨大な知識量に注目が集まっているのです」(テレビ誌ライター)
9月30日、10月7日放送の「仮面ライダージオウ」に乾として出演し、10月21日には「仮面ライダー555」の主題歌「Justiφ’s(ジャスティファイズ)」が同作品で共演した村上幸平とのデュエット曲としてリリースされる半田。平成最後の年に昭和の香りを漂わせたドラマチックなウェーブヘアがトレードマークの半田が“赤丸急上昇”となるか。