ヒロインよりも美しい? 10月11日にスタートしたドラマ「黄昏流星群」(フジテレビ系)に中山美穂の同級生役で出演している元フジテレビアナの八木亜希子が、女性視聴者からの賞賛を集めているという。
本作では、銀行員の佐々木蔵之介を夫に持つ専業主婦の中山が、一人娘の婚約者である藤井流星(ジャニーズWEST)から思いを寄せられるという禁断の愛が見どころ。第1話では娘から藤井を紹介されたにとどまるが、第2話の予告を見たジャニーズファンからはさっそく、「流星クンに近づかないで!」との悲鳴があがっているという。その第1話をチェックした女性誌のライターが指摘する。
「本作での中山は魔性の女という役のはず。ところが画面に映し出されたのは『これミポリンだよね?』と疑問を抱くほどふくらんだ顔つきだったのです。体調によるものか、それとも加齢が原因なのかは分かりませんが、イケメン弁護士が思いを寄せるという筋書きには無理を感じずにはいられません。しかも旧友の八木が自宅を訪ねてくるシーンでは、53歳になった八木のほうが48歳の中山よりも若々しくてキレイに見えました。二人のキャラが内向的な中山と快活な八木という対照的に描かれている点は割り引くべきですが、これでは藤井クンが八木に憧れるほうがまだ納得できますね」
5歳も年上の八木から“公開処刑”を食らってしまった格好か。しかも中山の存在感を曇らせるのは、八木だけではないというのだ。女性誌のライターが続ける。
「本作は豪華キャストぞろいで、藤井の母親役に55歳の麻生祐未、そして佐々木が一目惚れしたお相手に58歳の黒木瞳を起用しています。八木を含めて3人とも50代で、本来なら40代の中山を引き立てる役目のはずですが、そろいもそろって美人ばかりですから、ヒロインであるはずの中山が霞んで見えてしまう。しかも、中山の演技もいまいちなので、もはや視聴者の興味も中山と藤井による禁断の恋より、佐々木と黒木が織りなす不貞劇のほうに気を取られるのは確実でしょう」
その中山は平成最初の月9ドラマ「君の瞳に恋してる!」(フジテレビ系)の主演で人気を博し、月9の常連女優になっていった。そんな彼女が平成最後の秋ドラマで評判を落としてしまうとは、なんとも皮肉なものだ。
(白根麻子)