モデルでタレントの倉本康子の“聖地”が1つ、姿を消すことになった。
倉本といえば、モデルとして活躍する傍ら無類の酒好きとしても知られている。バラエティ番組「おんな酒場放浪記」(BS-TBS)では、レギュラーの1人として都内を中心に全国の人気酒場をリポート。その倉本がプライベートでもよく訪れている老舗居酒屋が10月末、閉店する。
「東京・渋谷の富士屋本店です。“立ち飲みの聖地”ともいわれ、半世紀近い歴史があります。昭和を象徴するような味のあるカウンターで、昔から足繁く通う常連客も少なくありません。最近は立ち飲みブームの影響もあり、若いお客も増えてきました。酒の肴は200~300円台が多く、財布にもやさしい。もちろん、味もボリュームも申し分ありません。あと、忘れていけないのが30年以上も店に立ち続けている女将のヨシエさんです。女将の顔を見るとホッとするというお客も多いのではないでしょうか」(酒場ライター)
倉本も同店の常連客らしく、10月12日付のインスタグラムで来店したことを報告している。「昨日、また富士屋本店へ。ヨッシー(ヨシエさんのこと)をはじめ兄さん達が目まぐるしい忙しさを鮮やかに切り盛りする姿。今月末で閉店する富士屋本店を惜しむように、でも楽しそうに(お客が)呑む姿を眺めつつ、私達も堪能しました。またまた富士屋本店Tシャツを着て行きました!今月末までにまだ行きたいから『またねー』と言って帰りました」とコメントし、女将との画像や肴、富士屋本店Tシャツを着た自身の後ろ姿などの画像をアップした。
「10月6日のインスタグラムでも、富士屋本店で飲んだことを報告していました。そのときも例のTシャツでしたね。『LOVE富士屋本店。本当にLOVE』と連続してLOVEと書いていたので本当に好きなのでしょう」(前出・酒場ライター)
富士屋本店の歴史は幕を閉じるが、倉本の酒飲み人生はまだまだ続きそうだ。
(石田英明)