嵐の相葉雅紀が獣医師役で主演するナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系)が10月12日にスタート。第1話の視聴率は6.6%で、金曜23時枠としては上々の滑り出しを見せた。
視聴者からは、柔和なイメージの相葉に獣医師はハマリ役との声も少なくないようだ。看板犬アトムなど動物たちの可愛らしさに加え、動物看護士役の広末涼子が見せる38歳とは思えない透明感や、尼神インターの渚が初のドラマ出演ながら関西弁の芸者役を好演している点など、キャストの評価も悪くない。その中で同作には視聴者を驚かせるシーンがあったという。芸能記者が指摘する。
「なにより驚いたのは、冒頭すぐに下半身の話題が出てきたこと。相葉が母親らと朝食の食卓を囲んでいるとき、芸者役の渚が『生意気言うなよ、誰があんたのオムツ替えてやってたと思ってんねや?』と切り出し、相葉に想いを寄せている芸者役の趣里も『いいなあ、私も達也さんのオムツ替えたい』と被せてきました。それだけならまだしも、母親役のかとうかず子が『朝は達也、ちゃんと元気なの?』と下半身の様子を訊ね、ここで渚が『達也のナニはしっかり勃つや、なん?』とブッこんできたのです!まさかジャニーズ主演のドラマでこんなにド直球の下半身ネタが繰り出されるとは驚きましたね」
これだけでも異例の展開だが、作中ではもう一つ、ジャニーズドラマでは異例のセリフが盛り込まれていたという。元院長の勝手なふるまいで動物病院を継ぐことになった相葉のもとに、犬を抱いた男性が現れたシーンについて、芸能記者が続ける。
「その男性は相葉に向かって『あんた誰だい? ずいぶん若えな』と言い放ち、さらに『イルカに乗った少年みたいな顔しやがって』と続けたのです。《イルカに乗った少年》とは、1973年にデビューした男性ソロアイドル・城みちるのデビュー曲であり、アラフィフ以上には懐かしい響き。城は当時、ジャニーズの4人組グループ《フォーリーブス》のライバルでしたから、相葉が城に似ているというセリフをよくぞ事務所側が受け入れたものだと驚きましたね」
ただ、城みちるのくだりに関しては、実は前例があるというのだ。
「2017年11月23日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)にて、相葉自身が《城に似ていると言われた》と明かしています。しかもジャニー喜多川氏が《Youはイルカに乗っちゃいなよ》と相葉に話していたんだそうです。城自身は20歳でアイドルを引退していますから、ジャニー氏としてもかつてのライバル関係は良き思い出になっているのかもしれません」(テレビ誌ライター)
ともあれファンを驚かす場面が連発した相葉の新作ドラマ。次回以降もサプライズに期待する視聴者も少なくなさそうだ。
(白根麻子)