嵐・相葉雅紀主演で10月12日からスタートした深夜ドラマ「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系)。ひょんなことから、神楽坂の動物病院を引き継ぐことになった主人公の青年獣医師と動物の飼い主たちとの交流を描いたハートウォームなストーリーだ。このドラマで、相葉演じる主人公・達也の助手として動物看護師・トキワ役を演じているのが女優の広末涼子である。
「トキワは、女手一つで小学生の息子を育てているしっかり者の女性。どこか頼りない達也の尻を叩きながらも、しっかりサポートするという役どころです」(テレビ誌記者)
シングルマザーのトキワはしっかり者だが、残念ながら“料理が下手”というキャラクター。自称“煮物料理”が得意というものの、味が染み過ぎた煮物や極端に味の薄い煮物に、なんと息子から“ダメ出し”をされてしまう。
「第1話ではトキワの息子が達也に母親が作った弁当を差し入れするシーンがあるのですが、その弁当を食べた達也が硬直。『まずいでしょ。母ちゃん絶望的に料理が下手なんだよ』と言うと、『かなり味が染みちゃってるね…』と達也も苦し紛れのリアクション。また別のシーンでは、朝食で親子が煮物を食べるのですが、息子が『毎日煮物なんか食べてらんないよー』と文句を言い出す始末です」(前出・テレビ誌記者)
19日に放送された第2話でも、同様にトキワが「どうぞ、お腹すいたでしょ」と達也に煮物の弁当を差し入れするも「味がしない…」と絶句する場面がある。このやり取りがドラマのエッセンスの一つにもなっているのだが、実は広末は、私生活でも実の息子に料理の“ダメ出し”をされているというのだ。
「現在3人の子供を持つ広末ですが、今年の5月に出演した料理バラエティ番組『人生最高のレストラン』(TSB系)で、14歳の長男に手料理についてかなり辛辣なことを言われていると告白。『もっと濃い味の方が好き』『焦げてるからもう一回やり直せ』など、何度も“ダメ出し”をくらっていることを明かしていました」(テレビ誌ライター)
彼女がドラマで料理下手の役を演じられるのも、ひょっとしたら実生活における長男とのやり取りが参考になっているのかも…。“災い転じて福を成す”とは、まさにこのこと!?
(窪田史朗)