タレントの坂上忍が10月24日放送の「バイキング」(フジテレビ系)において、8月にハリウッドへの進出を目指すことを宣言しながら、早くもその意思がトーンダウンしていると報じられたモデルのダレノガレ明美について言及している。
女性窃盗グループによる活躍劇を描いた映画「オーシャンズ8」を鑑賞し、“カモン!ハリウッド!”とのお告げを受けたとテレビ番組で明かしていたダレノガレは、2019年に渡米し現地でのオーディション参戦を宣言してきたが、22日の日本メガネベストドレッサー賞の授賞式では英語力の成長が芳しくない現状や、「ハリウッドよりもむしろニューヨークに行きたい」といった行き先の迷いなどを打ち明け、挑戦は「5年後から10年後」に延期される可能性も仄めかしていた。
“ハリウッド版ダレノガレ”を期待していた一部のファンをがっかりさせた彼女の弱気コメントだが、坂上もこの発言には驚かされたようで、「そんなことも分からないでハリウッドとか言ってたの?」「これネタなの?本気なの?」と困惑した様子を浮かべると、「こんなこと言われたら、(役者業を)舐めてんのかよってなっちゃうよ」と苦言。最後には「頑張ってとしか言いようがない」とも加え、呆れムードを漂わせていた。
「ツイッター上でも散々非難や罵声を浴びていたダレノガレですが、一部の本気で応援していたであろうファンを除けば、ほとんどが彼女の話題作りだと捉えており、心の底からダレノガレへ怒りをぶつけている者はあまり多くはないようです。他のタレントも半笑いでダレノガレの挑戦意欲を聞いているような場面もあり、ここまで不機嫌なオーラを出し、いわゆる“マジレス”をした大物は坂上くらいかもしれません。ネット上でも『やっぱりとは思いました』『“そうですか”程度の扱いで良いと思うんだけど』との反応が飛び交い、坂上の“ナメてんのかよ”という辛口な発言についても『坂上が言えたことではないかな』『上から目線で暴言吐いてるだけ』『別にムキにならなくても良いじゃない』といった指摘が寄せられています。ダレノガレも非難されるべきだが、坂上の物言いも不快という“どっちもどっちな戦い”が繰り広げられていますね」(テレビ誌ライター)
わずか数カ月で自ら掲げたハリウッド進出宣言を足早にトーンダウンさせたダレノガレと、周囲への高圧的な言動や“パワハラMC”との悪評も目立つ坂上の争いは、五分五分の引き分けといったところだろうか?
(木村慎吾)