結婚や出産、環境の変化をきっかけに、「太ってしまった」経験がある人は多いようです。中でも気になる「ぽっこりお腹」は、なぜ出現し、どう対処したらよいのでしょうか。
国内外で整体・ボディメンテナンスサロン「カラダファクトリー」などを展開しているファクトリージャパングループが2018年3月、全国に住む20~50代の女性で、ぽっこりお腹と戦ったことのある人113名を対象にWebアンケートを実施しました。
その結果、質問項目「ぽっこりお腹になった原因として考えられるもの」(複数選択可)では、「運動不足のため」(83.2%)、「食べ過ぎのため」(75.2%)、「姿勢の悪さのため」(38.9%)の回答がTOP3でした。運動習慣や食生活の変化が、体型に変化を与えたと実感している人はかなり多いようですね。
また、猫背のような悪い姿勢では、体脂肪の増加がなくても下腹を前に突き出し、ぽっこりお腹に悩まされやすくなりますが、それを実感している人もいるようです。
質問項目「ぽっこりお腹とどのように戦ったことがありますか」(複数回答可)では、「運動をした」(75.2%)、「食事制限を行った」(69.9%)、「ダイエットサポート食品を利用した」(31.0%)がTOP3。ぽっこりお腹を撃退する方法としては、多くの人が運動でお腹周りを引き締めたり、食事制限をして余分な体脂肪を減らしたりする方法をとるようです。
余分な体脂肪がぽっこりお腹の原因である場合は、体脂肪を減らすための運動や食事の工夫が欠かせませんよね。姿勢の悪さが下腹を前に押し出している場合は、姿勢の改善とお腹周りの筋力強化がオススメです。他にも、便秘やガスが溜まっているケースがあります。腸内環境が悪くなっている可能性がありますので、腸の働きを活性化する食生活を心がけましょう。
自身のライフスタイルを一番よく知っているのは自分自身。ぽっこりお腹も、原因が分かれば改善のための行動をとりやすくなります。バランスよく栄養摂取ができているか、適度な運動を習慣づけられているか、体内の調子が悪くないか、日頃の過ごし方を見直してみてはいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)