中国ではここ数年の間、11月11日にネット上がすごく盛り上がるのだとか。これは、その日が中国では「独身の日」と呼ばれていて、中国のECサイト全体がこぞってセールを実施する日だから。年々取引規模が拡大していて、2017年は中国ネット通販最大手のアリババ社は24時間でなんと!約2.9兆円を売り上げたのだそう。
この独身の日のセールには、中国に進出中の日本企業も参戦。とくに、ユニクロは非常に中国人の心情をうまくとらえ、多額に売り上げに結びつけているようです。例えば、オンラインとオフラインを融合させた施策を行ったことで知られています。ネットで購入した商品を店舗で引き取りに行けば、10元つまり約162円分値引きするというもの。たった162円ですが、多くの中国人ユーザーが店舗に訪れたそう。
そんな状況であれば、今年の11月11日が気になりますよね。また中国全体が売り上げを伸ばすと見込まれますが、果たしてどのようなキャンペーンが実施されるのか楽しみです。
その他、日本企業で「独身の日」に目立っているのは、シャープ、マツモトキヨシ、ムーニー、イオンなど。こうした日本勢の動きも注目といえそうです。