年明けから前代未聞の解散騒動で日本中の注目を集めているSMAPの5人。1月18日放送の「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)では緊急会見が行われたが、騒動が沈静化する気配はない。
そんな中、テレビ関係者の間では、木村拓哉の「俳優活動」に今後、大きな変化が生じるのではと囁かれ始めた。在京キー局ディレクターは、「キムタクを悪役で起用したら面白いんじゃないか、との声がドラマ班の会議で頻発しているんですよ」と語ったうえで、次のように話すのだ。
「これまでキムタクといえば、正義感の強い検事を演じた『HERO』のように、文字通り、正義の側に立つ役ばかりでした。でも今回の解散騒動をきっかけに、以前だったら考えられなかったダーティな役を演じる可能性が生まれたのではと思います」
デビュー当時からSMAPのイメージ戦略を徹底してきた女性マネージャーが退社し、マネジメント体制も変わることもその理由だという。
「なんといっても今回の騒動で、他のSMAPメンバーを裏切り、虐げた『ジャニーズ側の悪役』イメージが付いたのが大きいですね。いまキムタクが極悪人を演じてくれたら確実に数字が取れる。本人や事務所には伝えづらい話ですが、断言できます」(前出・ディレクター)
日本中を騒がせたSMAP解散騒動ですっかりダーティイメージが付いてしまったキムタク。果たしてテレビ関係者からの「極悪人役ラブコール」は届くだろうか。
(白川健一)