11月10日からスタートした木村佳乃主演のドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)。平凡な主婦の前に、突然、夫の愛人だと名乗る女性が現れ「ご主人をいただきにまいりました」と、離婚届を突き付けてきた。これがキッカケで、夫が経営する料亭「花ずみ」が実は倒産寸前だったことが明らかになる…といった大人のラブ・サスペンスドラマだ。
初回では突然、奈落の底に落とされた主婦・道子の怒りを木村が熱演。夫・旬平役の萩原聖人と、愛人で矢萩酒造の女社長役・水野美紀の濃厚な艶シーンも話題となっている。
「萩原といえば、1990年代のトレンディドラマ全盛期に活躍した俳優ですが、最近は麻雀のプロリーグ戦・Mリーグにも参戦。話題を振りまきましたが、今年の1月期のキムタク主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)にゲスト出演するなど、徐々に俳優として以前の勢いを取り戻しつつあります」(テレビ誌記者)
しかし、久々の連ドラ出演に喜びの声が上がる中、放送を観た視聴者からは「太った」という声が、あちこちから聞こえている。
「役柄上、板前の白い調理衣を着て白い帽子を被っているのですが、顔がパンパンで角度によっては二重顎。かつて主演したドラマ『若者のすべて』(フジテレビ系)での面影は、どこへやら。演技力が素晴らしいだけに残念な気がしてなりません」(エンタメ誌ライター)
中でも、愛人について道子に言及される場面で「花ずみ」が倒産寸前であることを明かし、「(娘の)優美は、最近痩せたけど大丈夫かって心配してくれた」と、自身の変化に気づかなかった妻を責めるシーンがあるのだが、ネットには「『萩原さん、全然痩せてないじゃん!』と心の中でツッコんでしまった」という声が上がり、中には「萩原聖人がオードリー若林にしかみえなかった1時間」というコメントまで出る始末。
「確かに萩原は以前に比べふくよかになりましたが、板長という役は貫録も重要。今回は、わざと太ってこの役に臨んでいるのかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
太めは役作りか、それとも中年太りか。どちらにせよ、これ以上太ったら俳優の仕事がアブナイ!?
(窪田史朗)