評判ガタ落ちの元NHKの有働由美子アナに対し、ついに野球ファンも堪忍袋の緒が切れてしまったようだ。
11月9日放送の「news zero」(日本テレビ系)では、日米野球でMLBオールスターズのコーチを務める松井秀喜氏をゲストに迎え、20年来の親交を持つという有働アナがインタビュー。しかしその質問内容があまりにくだらなかったとして、視聴者を呆れさせたのである。スポーツライターが眉をひそめる。
「せっかく松井がテレビ出演しているのに、有働アナは『好きなキャスターは?』という愚にもつかない質問を繰り出し、ほかにも『お子さんにはお父さん、お父様、どちらで呼ばせているか』など、あまりに無意味な質問を連発していました。また番組の冒頭では、コーチとして来日している松井に『松井選手』と呼びかける場面も。これは相撲で言えば親方に《○○関》と呼びかけるくらいあり得ないことです。しかも有働アナは前日に行われたMLB vs 巨人の試合すら確認していなかったようで、『久々にピンストライプのユニフォームを着てる松井さん』と頓珍漢な呼びかけを繰り出しては、松井から即座に『まだ着てないっスよ』と否定される有様。今回の日米野球ではMLB側がビジター扱いなので、松井は灰色無地のユニフォームを着用しており、ピンストライプではなかった。このように野球に対する無知、無理解を露呈しまくってしまったのです」
ただ有働アナに対して、評価する声もあるようだ。それは松井氏が「ジャイアンツの監督をやる可能性は《zero》ではない」と答えたというもの。有働ファンからは「彼女だからこそ引き出せた」という賛辞も聞こえているが、前出のスポーツライターは、そんな見方を言下に否定する。
「元巨人の松井が『ジャイアンツ監督の可能性』を問われたら、いろんなしがらみもありますし、ゼロと答えるわけにはいきません。仮に心の中ではゼロだと思っていても、オブラートに包むのが当たり前。それゆえ松井が発した『zeroではない』という答えは、むしろ回答をしなかったと捉えるべきでしょう。そもそも有働アナじゃなくても同じ質問はできますし、松井は誰に対しても同じ答えを返していたはず。結局、この日の有働は松井ファンの知りたかったことにアプローチできなかったといわざるをえません」
あげくの果てには、松井氏への取材を通してNHK退社を決めたなどと自分語りを始めた有働アナ。ほとんどの視聴者は「あなたの身の上話には興味zero!」と怒り心頭だったことだろう。
(白根麻子)