“カメレオン俳優”として呼び名の高い中村倫也。そんな彼が11月11日放送のドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)の第5話に出演。そこで披露された“狂犬ヤンキー”ぶりと“飛び蹴りアクション”が話題だ。
「今回は、賀来賢人演じる三橋のクラスメイトが東京で“かっぺ狩り”にあったことから、“東京ヤンキーVS千葉のツッパリの大抗争”に発展。中村が演じたのは、東京ヤンキーのトップ・紅野役。仁義もへったくれもなく、『ケンカはレジャー』と言い切って、次々と卑怯な手で千葉のツッパリたちを倒していきます」(テレビ誌記者)
ドラマでは、中村が着用したファッションも話題に。ブカブカのセーターを着て肩で風を切って歩く姿には「中村さんの萌え袖にキュン」といったコメントの他、ブレザーの制服姿にも「中村倫也ヤバい。制服が似合う31歳ってなんやねん」と驚きの声が上がった。
中でも乱闘シーンでは見事な飛び蹴りで高い身体能力を披露。視聴者を圧倒した。
「NHK連続ドラマ小説『半分、青い。』に出演した際は、物静かな“ゆるふわイケメン”を演じていましたが、実はこの中村、この手の“狂犬”キャラを演じさせたらピカイチ。今年5月に公開された映画『孤狼の血』では、ヤクザの若き構成員・永川恭二役で出演。鉄砲玉として対立組織に乗り込み、登場シーンでは相手の耳にかみつくなど、キレキレの演技を見せていました」(エンタメ誌ライター)
顔に似合わぬ“狂犬”ぶり。このギャップがまたファンにはたまらないのだが、彼の高い身体能力は、小中学時代に熱中した“サッカー”によって培われたものだという。
「中村は小さい頃からサッカーフリーク。2012年8月に更新の彼のブログでは『サッカーのリフティングは最高何回できますか?』というファンの質問に『小学校のときとかは、300回とかだったかなぁ~』と回答。『小2でヒールリフトとオーバーヘッドは習得していましたね』とコメントしていました」(前出・エンタメ誌ライター)
小学2年生でオーバーヘッドができるとは、「キャプテン翼」の影響とはいえ大したもの。キレキレの飛び蹴りも、この頃培われたものなのか。現在出演中のドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」(日本テレビ系)では、心の傷を持つ元エリート刑事・皇子山隆俊を演じている中村。本作でもサッカーで培った見事な“蹴り”を披露してもらいたいものだ。
(窪田史朗)