今年で10回目を迎えた「男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」(オリコン調べ)が11月16日に発表され、過去2回連続で2位につけていた竹野内豊が、歴代最高齢となる47歳で初の首位に輝いた。昨年1位の竹内涼真は2位と踏ん張り、3位には9年前の第1回から名を連ねる妻夫木聡がランクインした。
4位以下にはディーン・フジオカや稲葉浩志(B’z)らの名前が連なり、10位の山崎賢人まで全体的に順当なランキングと言えそうだが、実はちょっとした波乱もあったという。女性誌のライターが指摘する。
「これまで最低でも5位に入っていた木村拓哉が、ついに9位へと下落。この調子だと来年にはランク外に陥落する恐れもありそうです。そして今回は前年に続き、ジャニーズ勢からのランク入りがキムタク1人のみという結果に。もともと男性人気はさほど期待できないジャニーズ勢とはいえ、ここまであからさまな結果が出てしまうとは、人気の陰りが表面化したと言えるのではないでしょうか」
同ランキングではかつて、キムタクと並んでV6の岡田准一が常連となっていたのだが、一昨年の第8回でついにランク外に。ただ第7回と第8回で嵐の櫻井翔がランクインし、当時は世代交代も噂されていた。ところが前年の第9回ではその櫻井もランク外に消え去り、今回も復活が叶わなかったことから、いまやジャニーズ勢は風前の灯火となっているのである。
「47歳の竹野内がトップに立ったことから、なかには『男性のチョイスはおじさんの好み』という指摘もあります。しかし25歳の竹内が2年連続で首位争いを演じ、同じく25歳の福士蒼汰も6位に。ほかにも29歳の佐藤健と24歳の山崎賢人がランクインしており、投票する側の感性もちゃんと若返りしていることが分かります。その状況でジャニーズからはSexy ZoneやKis-My-Ft2、あるいは最新グループであるKing & Princeらの名前があがっていないのは相当ヤバいでしょう。この調子だと来年のランキングではついに、ジャニーズ勢の名前が消えてしまいそうです」(前出・女性誌ライター)
女性人気が高いのはいいことだが、男性からも支持されてこそ、本物のオトコというもの。このままでは若手ジャニーズたちが竹内や福士といった若手イケメン俳優の牙城に迫るのは難しいのかもしれない。
(白根麻子)