お笑いタレントの出川哲朗が11月20日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演し、タレントの岡田結実から受けてきたイタズラの被害を告白。終いには「ただのクソガキ」とも糾弾している。
「この人デリカシー無いなと思った時」とのテーマで出演者がトークを繰り広げる中、出川はかつて子役時代の岡田と共演した際のエピソードを披露。「今は可愛いくてお洒落なイメージ」と岡田の現在の印象を説明するも、当時は次々にイタズラの被害に遭っていたと明かし、扱いには手を焼いていたという。
幼少期とはいえ、その手口はあまりにも知的かつクレバーなものだった。出川が楽屋を離れた隙を狙って岡田は勝手に室内へ侵入し、出川の読んでいたスポーツ紙の“オトナなページ”を広げて退室。出川は「そうするとどうなるか分かります? 俺が楽屋に居ない時にその日の番組ゲストのタレントさんとかが(楽屋に)挨拶に来ると、新聞が広げてあって、“出川は気持ち悪い”って帰ってくるんですよ」と岡田のイタズラによって生じるダメージを説明し、「何度もやめろって言ってんのに何度もやる。クソガキなんですよ」と口撃している。
「かつての周到なイタズラを暴露された岡田は、出川がそのページを見るためにスポーツ紙を購入していると思ったと語り、親切心で開いていたと釈明していますが、そのイタズラの狡猾さには驚かされます。一方で、“クソガキ”などと荒々しいワードを使いながらも、しっかりとトークバラエティで岡田にスポットライトが当たるようにフリを出した出川については『裏でも出川は優しいんだろうね』『(クレーム)という体で結実ちゃんをいじってあげてる』『岡田さんが番組で爪痕を残せるように話を振ってあげてる出川さんの優しさ』との絶賛がネット上に集まっています。その日のゲスト出演者は小島瑠璃子や矢田亜希子、滝沢カレンといったアクの強い女性タレントがひしめいており、岡田はあまり存在感を出せていませんでしたからね。大先輩の出川からの救いの手だったのでしょう」(テレビ誌ライター)
また、今回で言えば“加害者”にあたる岡田については「最近調子に乗ってる。謙虚さがない」「本当にクソガキのエピソード。子供だから何やっても良いわけではない」などの批判コメントもあり、人柄に賛辞が集まった出川とは対照的な反応となっている。
自由奔放でおてんばな岡田と、どんなイジリにも懐深く対応できる出川のコンビには大きなポテンシャルを感じるが、こと好感度に関しては大差が付いてしまったようだ。
(木村慎吾)