楽しみにしている層がいるだけに、NHKの判断が気になるところだ。
11月14日、大みそか恒例の「NHK紅白歌合戦」の出場者が正式発表された。紅白合わせて6組のアーティストが初出場するほか、1年10カ月の活動休止を経て、3日に活動を再開させたばかりのいきものがかりが2年ぶりに参加する。
また、原爆Tシャツ騒動の渦中にある防弾少年団(BTS)は落選。元メンバー山口達也が未成年女性への強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOも選出されず、連続出場記録は歴代11位の「24」で途切れた。
世界的アーティスト、常連アーティストも不祥事での落選となっているわけだが、世間はあるお笑いコンビの出演についても気になって仕方がないようだ。
「14年から4年連続で『紅白歌合戦』を副音声で盛り上げる『紅白ウラトークチャンネル』を担当しているバナナマンですね。というのも、バナナマンの日村勇紀が過去に当時16歳の女性と不適切な関係をもったことが9月に報じられています。この騒動に関しては16年前の出来事ということや、相手が年齢を偽って接近したこともあって、日村を責める声は少なく、現在も平常運転で活動中です。ただ、報道があった直後に放送される予定であった、NHKで不定期放送されている『バナナマンの爆笑ドラゴン』は放送延期が発表されていましたから、NHKがどう判断するのか見物ですね」(エンタメ誌ライター)
ネット上でも「バナナマン、今年は厳しいか?」「毎年楽しみにしてたんだけどな…」「乃木坂との共演、今年も見たいです」など、出演を不安視する声が多数上がっている。
「バナナマンの副音声目当てで視聴するという人も多く、一定のファンを獲得していることは事実。また、今年も紅白に出場する乃木坂46とは、乃木坂のレギュラー番組で司会を務める間柄ということもあって、バナナマンは乃木坂のメンバーやファンからは“公式お兄ちゃん”と呼ばれ、その共演をファンは毎回楽しみにしています。また、乃木坂のエースである西野七瀬はすでにグループ卒業を発表しており、今回がラスト紅白。その晴れ舞台をバナナマンに実況してほしいというのも乃木坂ファンの願いですから、なんとしても今年も出演して欲しいところでしょうね」(前出・エンタメ誌ライター)
バナナマンが副音声初登場した14年は乃木坂も初出場内定報道が出ていたものの、メンバーに関する報道で出場が見送られる形となったが、今回は“公式お兄ちゃん”の方が出演見合わせとなってしまうのか? 発表を待ちたいところだ。
(田中康)