1月15日、「テレビ朝日ビッグスポーツ大賞」の表彰式が行われ、日本の錚々たるアスリートたちが一堂に会した。
居並ぶ面々は、体操の男子日本代表に水泳の瀬戸大也、フェンシングの太田雄貴、レスリングの吉田沙保里に伊調馨などの誰もが知るスター選手たち。そして下半期の素晴らしい活躍で追って選ばれたフィギュアスケートの羽生結弦選手だった。
「羽生選手はいろいろなアスリートに挨拶して回っていました。そして、例えば男子体操の選手には『海外に行くと床などの跳ね方が違うんですか?』、プロ野球・日ハムの大谷翔平選手には『ボールに重さを持たせるのはどうするんですか?』などと質問攻めに。インタビュアーでも任されて取材しているのかと思うほどでした」(週刊誌記者)
そんな羽生選手の行動に、体操の内村航平選手も、
「体操選手にしかわからないようなことを言ってもちゃんと理解していたので驚いた。すごい研究熱心だな、だから金メダリストなんだなと思った」
と舌を巻くほど。自らをさらに進化させようとする貪欲な羽生選手ならではのシーンと言えよう。
3月の世界選手権でのさらなる活躍が大いに期待できそうだ。
(芝公子)