KAT-TUNの亀梨和也が12月5日に行われたドラマ「東野圭吾 手紙」(テレビ東京系)の記者会見に出席。会見中に見せた気遣いがクローズアップされている。
同作は19日スタートの亀梨が主演する連続ドラマで、この日は共演する佐藤隆太と本田翼も参加。作品にちなんで、共演者同士で手紙を書いて読み上げるという企画も行われ、亀梨は佐藤に対するいたって真面目な内容の手紙を読み上げている。
だが、報道陣に驚かれたのは手紙を読み上げる企画が終わった後のこと。スタッフがステージ上に設置してあった丸テーブルの撤去作業に入ると、それを見た亀梨が自分の前に置いてあったテーブルを自ら片付け始めたのだ。
この亀梨の思わぬ行動に現場スタッフも動揺しているようだったが、礼儀に定評ある亀梨とあって、このことをニュースで知ったファンからは「さすが亀だわ」「文句なしの神対応! やっぱり、ジェントルマンだね」「これだからファンをやめられない」など、称賛の声が上がっている。しかし中には「これはあざといだろ」「好感度が上がることを狙ってやってそう」「スタッフの仕事なんだし、スタッフの立場なくさせてどうするんだ」と、悪い方に勘ぐってしまう人もいたようだ。
「スポーツ情報番組『Going! Sports&News』(日本テレビ系)でリポーターを務め、多くの有名アスリートを取材してきた亀梨ですから、自然と気遣いが身についてきているのでしょう。ただ、デビュー当時のKAT-TUNはやたらギラギラしていたこともあって、“紳士的キャラを演じているだけでは?”といった疑いの目も依然としてありますね。ネットの声にあるように、主演の亀梨がこういった行動をとってしまうと、他の共演者の立場がなくなるのも事実。確かに、テーブルを片付け始めた亀梨を見つめる佐藤の表情は、やや困惑しているように見えました」(エンタメ誌ライター)
ただ、いくらあざとく見えようが、気遣いできる方が俺様気取りで偉そうなタレントよりもスタッフ受けがいいことは言うまでもない。現場で見てくれている人はちゃんと見ているだけに、世間に何と思われようが、亀梨には今後も思いやりのある振る舞いを貫いてほしいところだ。
(権田力也)