賛同の声の方が圧倒的多数!?
有吉弘行が12月16日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)に出演。先日行われた笑いの女王を決める「女芸人No.1決定戦 THE W」の賞金額について、持論を展開している。
コーラスネタで知られる阿佐ヶ谷姉妹が優勝を勝ち取った今大会だが、有吉は番組の序盤、真面目なトーンで「『M-1グランプリ』の賞金1000万で、『THE W』の賞金1000万って、ちょっと釣り合ってないよ」と、お笑いコンテスト「M-1グランプリ」と賞金が同額であるのはおかしいと指摘。続けて「『THE W』の賞金は100万にしなきゃだめだよ、マジで、来年から! やるんだったら」と、もし来年以降も存続するのであれば、賞金を10分の1にすべきだとコメントしている。
この思い切った有吉の意見には、世間からも「この意見は納得です」「むしろ、今大会のクオリティー見ると100万でも高いくらいだろ」「いや、むしろ大会をなくすべきだろ」など、賛同の声ばかりだ。
「男女に出場権が与えられている『M-1グランプリ』と、女性コンビのみが出場できる『THE W』の賞金額が同額というのが理由の1つ。であれば男性コンビのみが出場できる『THE M』という大会を開くべきと主張しています。そして、最も有吉が主張したいのが『M-1』と比べて、明らかに笑いのレベルが劣るという点。今年の『THE W』は昨年よりもさらに低レベルになったとネット上で話題を集め、ネタ中の会場の笑いも少なかった。とても優勝コンビに1000万円が与えられる賞レースとは思えませんでしたからね。このまま賞金1000万円が当たり前になってしまうと、『M-1』の頂点を目指している芸人たちが馬鹿臭くなってしまうのも目に見えています」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、賞金100万円となってしまうと女性芸人たちのモチベーションが低下してしまうのは免れないところ。一番の解決策としては、世間に難癖をつけられないぐらいのクオリティーをキープしてもらうことに尽きるだろう。
(田中康)