1月10日からスタートするドラマ「スキャンダル専門弁護士QUEEN」(フジテレビ系)。女優・竹内結子が地上波の連ドラでは6年ぶりに主演することで話題のこのドラマ。キャストに水川あさみや中川大志、斉藤由貴が出演するほか、監督はPerfumeや星野源の「恋」のミュージックビデオなどを手掛けた注目の映像クリエイター・関和亮氏が担当することも話題になっている。
「竹内結子演じる主人公・氷見江は、弁護士ながら専門は危機管理で、その主戦場は法廷ではなくスキャンダルの内側。これまで社会的窮地に追い込まれたクライアントを99.9%の確率で救ってきた天才トラブルシューターで、必要ならば嘘すら正義に変える凄腕スピン・ドクター。政界、芸能界、スポーツ界のスキャンダルに切り込む問題作だけに、マスコミでも今期で最も話題になりそうですね」(スポーツ紙記者)
しかし、ドラマの展開よりも真っ先に世間の耳目を集めているのが、氷見たちの法律事務所に勤めるバツイチ子持ちで、喜怒哀楽を見せずに高度なハッキング技術でフェイクニュースを作り上げる謎多き事務員・真野聖子役を演じる女優の斉藤由貴。フジテレビの連ドラへのレギュラー出演は、主演作「LUCKEY・天使、都へ行く」以来30年ぶり。その斉藤が、思わぬことから注目されているのだ。
「斉藤は一昨年の8月、歯科医との不貞騒動が写真誌にスクープされ、NHK大河ドラマ『西郷どん』を始め、出演したCMやラジオを降板。去年一年はほぼ活動自粛する羽目になりました。そんな彼女が起用されたことに『スキャンダル専門弁護士のドラマに斉藤由貴でちゃうの色々すごいね』『スキャンダル専門弁護士QUEENに、斉藤由貴持って来るのか…』といった驚きの声が上がっています」(夕刊紙記者)
今回のキャスティングにはフジテレビの狙いもあると、夕刊紙記者は続ける。
「ネットで話題となればドラマの注目度も増す。斉藤本人としても、あっけらかんとこの役を演じることで、イメージをプラスにできる可能性もあります。あざとい手法ですが、視聴率の欲しいフジテレビはなりふり構っていられません」(前出・夕刊紙記者)
大ヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」にあやかって、急きょ主題歌をクイーンにしそうな勢いすらあるが、果たしてフジテレビの思惑通りに行くのか? そして、斉藤の完全復活となるのか!?
(窪田史朗)