2019年のフジテレビ“月9”ドラマは、関ジャニ∞の錦戸亮が主演する「トレース~科捜研の男~」でスタートする。
原作は、漫画「トレース 科捜研法医研究員の追想」で、作者の古賀慶氏は元科学捜査研究所の研究員という経歴を持つ。
「ドラマでは表題を“科捜研の男”に変えました。もちろん、テレビ朝日の『科捜研の女』を意識してのことでしょう。ですが、比較されるのは必然。原作者が科捜研の経験者ということで、内容に絶対の自信があるのでしょうが、これが吉と出るか凶と出るか。興味津々です」(テレビ誌ライター)
主人公の真野礼二(錦戸)は、膨大な知識量と卓越した鑑定技術を持ち、他の人間とは違う視点から物事を見極める能力は周囲からも高く評価されている。その反面、クールな性格で協調性に欠け、科捜研では浮いた存在だ。
「この人物設定も、初期の『科捜研の女』の主人公・榊マリコ(沢口靖子)に似ています。今でこそ協調性と人情のある榊ですが、初期は唯我独尊タイプでした。また、真野の“鑑定結果こそ真実だ”という信念と、榊の“科学は嘘をつかない”という信条も似通っています」(前出・テレビ誌ライター)
フジテレビは二匹目のどじょうを捕まえることができるか、お手並み拝見だ。